2月2月の「こころの金メダル」今年度から、また中学校【1年生】が舞台です (「ふ」=私自身のことです) 青字は子どもが書いたものです 【 26(月)】 NO.116 見えにくいところ・・・ A→本番はいなかったけど、練習の時は声が大きかった。 Aくん→練習の時、めっちゃ口あけて歌ってた。 Bくん→学校を休んでいて、練習はあまりしていないのに、よく歌っていた。 「練習や本番を通して、『よくやってたなぁ~』と思った人のことを書いて」と「ふ」は頼みました。 みんな、いつも通り、しっかりと書いてくれました。 その中で、この意見が「ふ」にとってうれしいものでした。 Aは、練習には、ほとんど参加していました。 そして、ここにも書いてくれているように、すごく大きな声でがんばっていました。 でも、当日は熱が出て、残念ながら歌えませんでした。 Bはその反対で、体調が悪くて、練習にはあまり参加できませんでした。 それでも当日は、Bなりにがんばっていました(必死で歌詞を覚えて) 「ふ」がうれしかったのは、そういう見えにくいところに目を向けたということです。 AもBも、少しは「残念だ」という気持ちがあったかも知れません。 そこをカバーしてあげたのは、書いた人の思いやりだと「ふ」は思う。 別に「Aやから」とか「Bやから」ではなくて、自然にそう思ったことでしょう。うれしかったですね。 いい集団ですね。 【 23(金)】 NO.115 みんなの「目」 みんな、今日は本当にお疲れさんでした。 今、これを書いている時(22日の午後7時35分)には、当然ながら結果などはわかりません。 でも、「ふ」はとてもとても満足しています。 なぜなら、今、この時点で、今回の合唱は大成功 だからです。 順位が何番であっても、曲が途中で止まってしまって歌えなくなっていたとしても ・・・。 今回の合唱は「ふ」にとって、うれしいものでした。 その理由は・・・・・・。それは、 みんなの真剣そのものの目を2回も見たからです。 1回目は第1音楽室で、 Aが勇気をしぼり出して「みんなゴメンな」と言った時。 そしてその後「ふ」が 「Aは確かにミスをした。でも、そのことをしっかりと認めて、勇気を持って頭を下げた。それはそれでいい。でも、みんなの姿勢(歌おうという気持ち)はどうなんや?前向きにやれてるのか?てきと~にやってるヤツに、Aを責める資格はないと思うぞ」 と言った時の、みんなの真剣な目。 2回目は、きのう。 理科室でVTRを見ている時の、みんなの目。 「ふ」が 「なっ、これ見てみ、みんな歌ってるやろ、口があいてるやろ、ガサガサしてる者なんか誰もおらんやろ」と、以前に「ふ」が担任したクラスの合唱を見ながら話していた時の、あの真剣な目。 うれしかったなぁ~。 それから、教室に帰って練習を見た時、歌や姿勢がグッとよくなっていた。 これを見れたことで、「ふ」にとっては大成功です。 ありがとう。1年3組。 【 21(水)】 NO.114 合唱コンクール 2月23日に合唱コンクールがある。 みんな、がんばろう!優勝したら先生の丸刈りが見れるぞ。 「ふ」そんな約束してないで。 合唱の練習 2月16日の6時間目に、第2音楽室で練習をしました。 士気と歌とピアノをあわせるのはたいへんやし、声もなかなかでえへんから、大変でした。 でも、まとまってきたので、本番はがんばりたいな。 見せてほしいね 「なんで歌うのか?」 この質問に答えられる人はいますか? なんで合唱なんかするんですか? 「ふ」の意見を言います。 それは、力を合わせるためだと思います。 「またかぁ~」と思うかも知れません。 でも、普段の教室の中で「力を合わせる」(それも全員で)ことってありますか? ほとんどないと思います(細かい事はあるけども) 34人が1つになって何かすることってほとんどないと思います。 「ふ」が思うに、5ヶ月前の「背渡り」以来ではないかなぁ・・・。 だから、今、歌うんです。 ここまで言ったら、3組のみんなは理解してくれるはす゛。 力を合わせるんです。だから「合唱」というんでしょう。 もう1年3組もあと1ヶ月です。最後に「みんなが力を合わせたなぁ~」というところを「ふ」に見せてほしいな。 このニュースのタイトルのようにね・・・。 【 16(金)】 NO.113 おい、おい、寂しいやろ 2日前、いつものように、朝、教室に行った。 「なんと、なんと・・・・」教室はガラーンとしている。 男子は、A・B・C・D・E・F・G・H・Iちゃんがいない。 女子はJ・K・L・M・N・O・Pがいない・・・。 16人が゜いない。いるのは18人、約半分だ。 「ふ」「おい、おい、おい・・・」 そして、ついに学級閉鎖が決まった。 「さぁ、帰ろう」としている時にQがチコクしてやってきた。 自分の席に座ったのは5分ぐらいというドジなことになってしまった。 閉鎖している2日間は、何かヘンな気持ちだった。 昼休みも終礼も教室に行かないのは、なんか寂しかった。 そして何よりもクラスニュースに書く材料がない(相手がいない)のが、たまらなくつらかった。 やっぱり、みんながいてくれないとあかんわ。 国語の授業 パート2 「この問題解けたら、みんなに敬語を使わんなあかんな」という約束をしてしまった「ふ」 みごとに正解したのはR君でした。 みんなは「先生、敬語やで~」と言っていました。 すると、本当に先生は敬語をしゃべっていました。 「~ですね」とか「よろしくお願いします」とか・・・。 全然にあってなかった(笑) でも、すぐに元にもどりました。 女子が体育館に行く時も、全然敬語ではありませんでした。 「敬語を話す」と約束したんだから、最後までしっかりやってほしかったです。 【 13(火)】 NO.112 国語の授業 国語は今、「自立語」「付属語」「活用する」「活用しない」などの文法の勉強をしています。 そこで黒板に「活用する→文中で 」と書かれていて、みんなが考えていて、 うっかり先生が 「形が・・・、あっ!言ってしまった」と言いました。 みんなは、聴きのがさずにしっかりと聴いていて 「形が変わるや!」と言っていました。 「先生、ほんまにしっかりしてや」と思った。 お楽しみ会 先週の体育館での「お楽しみ会」は、とてもよかった。 リフティングをやってくれたA、空気イスでアヤしい姿勢(笑)をとっていたB、 シュークリームを食べることができたC。 よくやってくれた。 もちろん、いろんな準備をしてくれたD・Eちゃん・F・G。お疲れさんでした。 よくやってくれたな。 それから「ふ」が、とてもうれしかったのが、体育館でのみんなの姿勢。 前で何かをやっていたら、しっかりと注目していたし、自分勝手に何かをやっている者など誰もいないし、盛り上がれるところはみんなで盛り上がれるし、とっても楽しい時間でした。 次も楽しみにしています。 【 9(金)】 NO.111 メガホン 「先生、その黄色いメガホンで、私の名前呼ばんといて(笑)」 「ふ」(メガホンを使って) 「Aさ~ん、そんなこと言わんといて~(笑)」 耳をふさぐAであった(笑) 愛の説教部屋 「先生、これ、前に学校で借りたから返しといて」とBがスカートを持って職員室に来た。 「ふ」「よっしゃ、わかった」と手に持った瞬間 「あっ、セクハラや」とBに言われた 「ふ」「・・・・・」(なんでやねん) ガンバルマン 37度9分の熱がありながら早退しなかったC、 その理由は・・・ 「美術(6時間目)の作品を、どうしても仕上げたかったから」 エライ!。でも、身体も大切にせなあかんぞ。 3連休 明日から3連休です。 ふだん学校でよくがんばっているので、息を抜いてゆっくりと休んでほしいです。 楽しむ時は楽しんでな・・・ でも、最近、事件や事故が本当に多いです。 「楽しむ」中にも気持ちを「引き締める」部分ももって、決して巻き込まれたりしないようにして下さい。 【 8(木)】 NO.110 合唱コンクール 2月23日の合唱コンクールの練習が始まりました。 歌を歌うのはたいへんやけど、頑張りたいです。 感心してしまった <昨日の6時間目> この時間から、23日に向けての合唱の練習が始まった。 「自分たちでやれる」というAやBの言葉に「ふ」はまかせた。 一度まかせたら、「ふ」は余計な口出しはしない。 教室では、みんなは、なんだかんだ言いながら練習していた(「ふ」はずっと廊下にいた) そして、残り10分のところで、「ふ」は教室に入った。 「ふ」「そしたら、1曲だけ聴かせてもらおうか」 そして、「3月9日」の合唱を聴いた。 歌は、まだまだ全然ダメだ。でも、みんなが歌おう としている。 この姿勢は素晴らしかった。 最初から、こんなに姿勢がいいのは初めてだ。よかった・・・。 かぜが多い このごろは、かぜがはやっているから、休んでいる人は、がんばって治してほしい。 目指すは、全員出席!! 「ふ」 この気持ちがうれしいですね。 【 7(水)】 NO.109 うれしかったこと 「先生、きょうクラスニュースないん?」とAがきいた。 「ふ」「今日は、ない」 A「なんで~、家帰ったらお父さんに『早く出せ!』って言われるねんで~」 こういう声をきくと「あぁ、読んでもらってるんやなぁ」と、とてもうれしいです。 いろいろな国 いろいろな国には、いろいろな人がいるんだなぁと思った。 字の読めない人や、十分にご飯が食べられない人、いろいろな人がいます。 日本は裕福だなぁと思った。 どんな人も、がんばって生きているんだなぁと思った。 違いを認める 大切なのは、「その国」「その人たち」を認めるということです。 「自分たちとは違うからダメ」とか、「絶対に~でないとあかん」という考え方では、平和な関係を作ることができません。 ここで、ちょっと考えてみて・・・。 これは、クラスの中の「友だち関係」でも同じじゃないですか? 「あの子」を認めないと、平和な関係は作れないのではないでしょうか? 心 配 Bと廊下ですれちがった時、 「ふ」「B、身体、大丈夫か?」 B「うん、いける」 その横できいていたCが 「私には、言うてくれへんのか?」 とにらみながら(笑)ボソッとつぶやいた。 Cのことも心配してるで。 【6(火)】 NO.108 持久走 体育のタイムトライアルで、最後の半回を、メッチャA君が、がんばっていたからすごいと思った。 「ふ」人のいいところに目がいく、あなたもエライで。 スゴイ! <きのうの5時間目> 「ふ」「そしたら、久しぶりに道徳の本でも読んでみよか!」 その後、約20分間、誰もひと言もしゃべらずにシーンとした静かな状態が続く。 「本当にスゴイ!」感心してしまった。 反 省 不覚にも、しゃべってしまった(笑) 今日の国語の時間・・・・。 誰かが「織田信長」のことを聴いたのがいけなかった(笑) ついついのってしまった・・・。 いくらでもしゃべってしまう。 実は「ふ」は歴史が大好きだ(オタク) 気がついたら、チャイムが鳴っていた。 Bが「ヤッター」と叫んだ。 Cはなんか笑っていた。Dは「また歴史の話しよな」とノーテンキに言っていた。 2回目はあるのか・・・? 【2(金)】 NO.107 気づいたこと 世界には、学校に行きたいけど、行けない子どもがいると知っています。 でも、みんな生きているから、命をムダにしない、食べ物を粗末にしないことは大切だとわかった。 考えて下さい 地球上で、どの国の人も、どの町の人も、平等なことが1つだけあります。 それは「いのちを1つだけ持っている」ということです。 2つか3つ持っている人はいません。 Aの意見のように、「いのちをムダにしない」というのは、地球上のどの国の人についても言えることでしょう。 しかし、経済的に貧しい国では、どれだけ必死になって自分のいのちを守っていても、病気で死ぬ確立が高いです(薬や病院が不足しているから) また、私たちには考えられないことですが、食べられなくて死ぬ確立も高いです。 それと比べてみて、今の私たちの生活はどうでしょう? 当たり前になれきっていて、「いのち」を粗末にしていることが、周りにいっぱいあるんじゃないですか? 自分の「いのち」も他人の「いのち」もね。 「いのちをムダにしない」←できていますか? 【1(木)】 NO.106 *教室でアメの包み紙が見つかって、「ふ」が話をしたことをうけて・・・。 大切な場所 みんなと笑う場所 みんなと話す場所 みんなと考える場所 時々、みんなのことを怒る場所 みんなと決める場所 みんなと学ぶ場所 そして、みんなと一緒に生きる場所 「ふ」は、この教室という場所を、とてもとても大切にしています。 そこを汚されたら、とてもとても悲しい。 もう一度、このことを考えてみて下さい。 誰にでも、大切なものがあるはずです。 見えないところで 「先生、オレ、ほんまにヘタやねん、だからあかんねん」って必死に拒否しながら、昼休みにリフティングの練習をひそかにやっていたA。 「先生、A、練習やっとったで」というBの一言で発覚した。 うれしかったこと 「ふ先生、今日の英語の時間、みんな、とても集中してよくやってましたよ」 とC先生が言ってくれた。 AETのD先生も、一言、「ベリー、グー」 こんなうれしいことはありません。 「2006年度 (中学校)1年3組こころの金メダル」へ トップページへ |